【コラム】日本で初めて作られた洋式高炉 2012 05 30
日本で初めて作られた洋式高炉は大橋高炉(なかには橋野高炉)と仰られる方がいますが、正確には大橋でも橋野でもありません。
日本で初めて作られた洋式高炉は鹿児島の集成館にあった溶鉱炉なのです。
形状は大橋1番高炉、橋野3番高炉とほぼ同じです。それはどうしてかと言うと、西洋の同じ参考書をもとに作られているからです。
鹿児島の集成館も、函館の古武井も結果的には成功しませんでした。
潤沢な資金をもってして失敗し、かたや今でいうベンチャーで成功を遂げた。その差は土着技術と技術者の熱意ではないかと思います。

   完成時期       名称      建設場所
安政元年7月(1854年) 集成館  鹿児島県鹿児島市 失敗
安政4年3月(1857年) 古武井  北海道函館市   失敗
安政4年12月(1858年) 大橋   岩手県釜石市   成功
安政5年12月(1858年) 橋野   岩手県釜石市   成功



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